海外視察問題２

これでいいのか　自民・民主・公明都議の海外視察（２）

こちらの続きです。

日本テレビの「特捜プロジェクト」という番組（2003年12月13日放映）で、自民党都議会議員の海外視察がいかに「税金のムダ遣い」か、という報道がされていました。
（この問題をくわしく報じた番組のホームページはこちら）

これは、例の埼玉県議会議員がベトナムやタイに「海外視察」にいって、そこでマッサージ店に入ったり、「クラブかわいい」（なんちゅう名前…）に入ったりして、そして「買春」行為があったのではないか、と追及した番組です。

同じ番組で、自民党都議会議員の「海外視察」も批判されていました。
これによれば、

●ビジネスクラスの飛行機
●大型バス（８人しかのらない）
●五つ星の最高級ホテル、エクセルシオール・ガッリアへ宿泊
●別の五つ星ホテルのレストランへと移動しフルコースの夕食

●初日午前の「調査」内容はまず大聖堂「ドゥオモ」で記念撮影→レオナルド・ダ・ビンチ国立科学技術博物館→有名なサッカー場を外から見学→競馬場。同番組ホームページは「ミラノの典型的な観光コース」と指摘しています。

ちなみに、ビジネスクラスとエコノミークラスの飛行機代は５倍くらい違いますし、五つ星というのは、国内最高級ホテルですが１つ星というのは最低ランクではなく、「平均以上、よい」というホテルです。

同番組のホームページによれば、この「海外視察」では、旅費等で６５０万円あまり、現地のバス代や通訳料などで１３０万円あまり、合計で７８３万円、１人１３０万円近いツアーになるそうです。

つづく